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?Bその他の関連要素<付加機能・検討事項>
◆情報化:◇車両面(車載機器による情報通信、ITS等)
◇関連施設面(バス停、スーパー等商店でのバス動的情報提供等)
◆輸送力:◇車両面(需要に応じた小型化・大型化・連接化等)
◆高質化:◇車両面(リフト・スロープ付バス、ノンステップバス、自転車搭載バス等)
◇関連施設(バス停、バスターミナル等)

 

?C候補地抽出・取材調査の視点・切り口

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?D取材地の決定
以上の諸検討を踏まえ、シンポジウムにおける事例紹介VTRおよび啓発ビデオの作成にあたって取り込む国内外の事例の取材調査地を次のように決定した。
【国内事例取材地】
●札幌市:バス運行の定時性確保のためのバス優先走行システムの実験
●東京都:環境にやさしい低公害バス
CNGバス,アイドリング・ストップ・スタートバス
●武蔵野市:ムーバス(コミュニテイバス)
地元の高齢者や幼児連れの主婦等のモビリティを確保するコミュニテイバスを運行
●奈良市:近鉄学園前駅付近の朝の通勤時間帯のマイカー規制によってバスの定時性確保
●金沢市:ゴールデンウイーク中の他県からのマイカー利用客のためにパーク&バスライドを導入

 

【国外事例取材地】
●ドイツ・フライブルグ
都市計画の一環として環境にやさしい交通のあり方を模索し、購入者以外の人も利用できる“環境バス”の導入で、バスや路面電車利用者が飛躍的に増大している。パーク&ライドにより、市街地では路面電車の利用率が向上している。
●スイス・チューリヒ
都市の総合的な交通政策として、バス、路面電車の円滑な走行のために、市内交通網全体で優先レーン、優先信号、コンピュータ制御による運行管理などハイテクを駆使し、定時性を確保している。マイカーを減らし、バスや路面電車利用率を向上させている。
●スウェーデン・ボローズ
ドア・トゥ・ドアのタクシーサービスに係るコスト削減のため、小回りの利く44人乗りのバスにより高齢者中心のサービス・ルートバスを運行
●シンガポール
エリアライセンススキームによる中心部へのマイカー乗り入れの規制

 

 

 

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